積算技術業務

積算技術業務は、図面や多くの材料と技術者、そして専用機材といった、工事を進める上で必要となる人・モノにかかる費用算出を発注者に代わって行うものです。
具体的には、まず「工事の内容」と「工事を履行するのに必要な人やモノの総量」をまとめます。前者の成果物を「工事発注図面」、後者の成果物を「数量総括表」といいます。
業務の流れとしては、はじめに発注者との打ち合わせを行い、工事全体のスケジュールや仮設工事の詳細などを協議し、その後、工事現場の状況などを確認して積算に必要な情報を収集し、工事発注図面と数量総括表の作成に移ります。
そして2つの資料が完成したら、それらをベースに積算(工事にかかるコストを算出する業務)を行い、報告書を発注者へ提出します。正確かつ迅速に履行し、発注業務が円滑に進むようにサポートします。

コストを算出するためには、材料の個数や技術者の人数はもちろん、作業規模や作業場所の状態といった情報も必要です。
たとえば、道路工事の場合、どのくらいの地盤を掘削するのか、その地盤は土砂なのか軟岩なのか、ガードレールは何メートル必要か、コンクリートはどんな規格のものがどのくらい必要なのか、こうした点も調べなければなりません。それによって用意する材料や機材の種類と数量、技術者の人数などが変わってくるからです。
積算技術業務のミッションは、こうした多岐にわたる項目の一つ一つにかかる適正なコストを的確に算出し、速やかに発注者へ報告することです。単位や桁の間違いといった些細なミスが大きな損失につながる業務のため、慎重さとスピード感の両立が求められます。