令和3年12月22日、私の母校である東京都立田無工業高等学校で毎年この時期に開催される「職種説明会」で、現在自分が担当している業務について、同校都市工学科の1年生36名を前に説明いたしました。ちなみに私は令和3年3月まで、同校の生徒でした。
社会人になって以降、多くの人の前で行うプレゼンテーションは私にとって初めての体験となりました。
どのような内容にしたら母校の後輩は私の話に耳を傾けてくれるか、後輩達の胸に残るようなフレーズは何か、仕事の合間を縫って真剣に発表内容を吟味し、奮闘努力してパワーポイントの説明資料を作成しました。
当社の職種説明会タイトルは「建設業と建設コンサルタント業について」というもので、建設業とそれをとりまく建設コンサルタント業務について、まだ十分な知識を持たない高校1年生の生徒に概要を説明するというものです。その中で私の役割は現在私が担当している「道路許認可審査・適正化指導業務」についての説明です。
当社のプレゼンテーターは3名で、事業戦略部長の挨拶、企画課担当者の職種説明、そして私の順番となりました。
心臓が警鐘を打っていたのは初めの数分間だけで、気がつけばあっという間にプレゼンが終了していました。「練習は本番のように。本番は練習のように。」両親からもらったアドバイスが大変役に立ちました。後輩達が私の説明に耳を傾けてくれているのが、演壇からもよくわかりました。後日談として事業戦略部長等に確認したところ、「生徒達にきちんと伝わる良いプレゼンだった。」というありがたいコメントを頂きました。
今回の発表は私にとってとても有意義な体験になりました。今後もこの貴重な経験を活かして、様々なシーンで応用していきたいと考えています。