道路に関する多岐にわたる申請や要望などを受け、審査や報告、業者への依頼を行う。

新卒社員として入社し、入社2年目から国道出張所で道路許認可審査業務に従事しています。道路許認可審査業務は、道路に関する多岐にわたる申請や要望などを受け、申請の審査や関係者への報告、業者への依頼をする仕事です。
　私は企業占用に関する申請受付や内容確認を主に担当しています。企業占用とは、道路の地下に埋設されている電気やガス、通信などの企業による道路の占用のことです。企業の先には多くのエンドユーザーがいるので、工事期間に間に合うように審査をする必要がありますが、最初は不慣れなため、審査に時間が掛かってしまうこともありました。審査をスムーズに行うために、修正が必要であればすぐ相手方に戻すことや気になることがあれば申請者へ確認することを心掛けています。

　道路許認可審査業務への配属直後は、道路法などの法律に馴染みがなく、わからない用語ばかりで覚えるのは大変でしたが、国道事務所職員の方や同僚が助けてくれることも多く、コミュニケーションが取りやすいため、相談もしやすい環境です。
　国道出張所では道路に関する問い合わせなどがたくさんあり、電話や来客対応で最初は思ったように仕事を進めることができないこともありましたが、問い合わせに対する迅速な対応のお礼の連絡があった時はとても嬉しかったです。